大風呂敷は広げるべきか

以前お世話になっていた小売業の会社の会見の記事がウェブニュースに流れてきたので読んでみた。
驚いた。
縮みゆく日本。朽ちていく業界。
そこには胸躍る理想などは無く、ただただ現実とどう生き残っていくかだけが書かれていた。
あまりにも現実しか書かれていなかった。
今は一顧客である私は少しがっかりした。
と同時に新しいな、とも思った。
夢という嘘はつかないのだと。
考えてみると、不景気しか知らない氷河期世代が経営陣になっている。
夢で飯は食えないと心骨に刻まれている世代だ。
時代はすでに変わっているのかもしれない。
個人的には大風呂は広げなくても、厳しい現実を包むくらいのことはしても良いのではないかと思った次第なのでした。
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