30年ぶりのステレオの音
こんにちは。YMG林会計の坂本です。
子供も結婚で独立し、孫も3人となり、一人で我が家に泊まれる孫も現れました。
孫がさらに大きくなり3人で泊りに来ることを考えたり、2人の夫婦で4LDKは
使い勝手が悪いだろう、といったこともあり、2LDKWへのリフォームをしました。
10月から2か月かかった自宅のリフォームも終わり、
12月上旬に仮住まいでの段ボールに囲まれた生活からやっと解放されました。
しかし、新しくなった自宅に移った段ボールはすぐにはなくなりません。
リビング、ダイニング、キッチン等、皆が使う場所を優先して整理を始めたので、
自分の部屋の段ボールが片付いたのはお正月休みになってからでした。
そして、今までの部屋より広くなった自分の部屋に、30年前に泣く泣く実家に
保管に出したステレオを戻しました。
大学生の時に、一生懸命アルバイトをして揃えた思い入れのあるステレオです。
結婚当初は、実家から移して持ってきましたが、子供が産まれ育ち、スペースを
取るため実家に戻したものです。
実家も両親が亡くなり取り壊そうかということにもなっている時に、リフォームで
広くなった自分の部屋に戻すことができました。
運命を感じるものがあります。
ところどころカビもあり、アルコールの入った除菌アルコールタオルで拭きとり、
プリメインアンプやCDプレーヤーは上蓋を開けてエアスプレーで埃を飛ばしました。
各機器とつなぐ接点には、接点復活スプレーでそれぞれの端子を磨きました。
全てのケーブルを取り付け、懐かしいLPレコードをプレーヤーに置き、レコード針を
レコードに落とします。
0にしていたアンプのスピーカー目盛りを少しづつ上げて・・・。
「音」が出ました。
感動です!
CDプレーヤーの方は残念ながら、CD出し入れの開閉をする部品が壊れているようでした。
これは修理ができるなら、修理したいと思っています。
30年ぶりのアナログのステレオ音源です。
レコードを聴くには、
レコードプレーヤーのカバーを開けます。
レコードジャケットからレコード盤を取り出し、レコードプレーヤーにセットします。
レコード盤にクリーニングスプレーをかけフェルトで埃と静電気を取ります。
手でレコード針をレコード盤上にセットし、アームレバーを下げて針を落とします。
手間はかかります。
でも、音がデジタルより柔らかく聴こえます。
椅子に座って聴いていると、深い森で森林浴をしている時のような気持ちになります。
心地いい音の響きが、体を包み込んでくれるのです。
私にとってはすごいヒーリング効果となりました。
おかげでここ数年では初めてゆったりとした気持ちでお正月を過ごすことができました。
ステレオくん、お帰りなさい。